ねぇ、ナミさん…

俺の事…好き?

聞きたくて

でも聞けなくて

聞いてしまえば終わりだから

君が隣に居る毎日が

終わってしまうから

 

 

Last Words

 

 

 

「サンジくん、どうかしたの?」

考え込んでいた俺の視界が突然、オレンジ色で塞がれた

慌てて顔を上げ無理に笑顔を作る

「どうもしないよ?俺、何か変だった?」

「ううん、そんな事ないわよ」

俺の言葉に安心したのか、君はいつもの笑顔を俺にくれた

そう、いつもの

俺を見ていない笑顔を…

 

俺が気付かないとでも思ってる?

いつだって君の事を見てるんだよ?

気付かない訳がないだろ?

君が誰を想っているのかくらい

 

それでも俺は、君を手放したくないから

気付かないフリをしてるんだよ

 

だけど、それも限界だ

いつかは俺の気持ちに応えてくれるんじゃないかと思ってたけど

君の心はまだ、あの緑髪の剣士を見てる

このまま君と一緒に居たら、俺はいつか君を壊してしまうから

だから、終わりにしよう

 

「ナミさん…今晩、空いてる?」

いつもの決まり文句

その後、緑髪の剣士を見てから君は笑顔で答える

「えぇ、大丈夫よ。いつもの所で待ってるわ」

それだけ言うと、君は自室に戻っていく

そうして独り、泣くんだろう?

いつか、アイツが自分を取り返しにくる事を期待しながら

 

 

「お待たせ、仕込みに手間取って…」

本当は、終わらせたくなくて行くのを躊躇っていただけ

「平気よ、あたしも今来たところだから」

少し赤い目をして、君が微笑む

 

さっきまで、泣いていた事くらい分かってるよ

 

「そっか、なら良かった」

何も気付いてないフリをして抱き締めてやる

そうすると君は目を閉じて甘えてくる

俺にアイツを重ねて

 

いつもなら、ここでキスをする

だけど、今日は…

 

体を離し、少し見つめる

君は驚いたように俺を見上げる

「サンジくん…?」

「ねぇ、ナミさん…俺の事…好き?」

いつも聞きたくて聞けなかった事

嘘でもいいから好きだと言って

 

いつもとは違う俺に戸惑いながら君は

「……好き…よ…」

と言ってくれた

嘘だと分かっていても嬉しかった

「ありがとう、でも…俺は気付いてるから」

「ナミさんが俺の事を見てない事ぐらい、気付いてたから」

「だから、もう苦しまなくていいよ…。終わりにしよう」

君はひどく驚いた顔をして俺を見た

そしてそのまま…何も言わずに俺の前から消えていった

 

 

君は相変わらず楽しそうに笑ってる

 

今度は船長の隣で

 

一体いつまで続けるのだろう

自分も、他人も傷つけて…

 

 

 

*end*

 

 

 

 

 

 

訳分かんなさ爆発してまつね爆笑半死。

ブラソクぁるんです…許してくだたぃ゚。・(ノД`)・。゚爆笑泣ぃた

とりぁぇず、ぁたしの王道ヵプのサンジ×ナミでつょ…?爆笑どこがだ

なんかね、ぁたしがサンナミを書くと…どぅしてもハッピィェソドにならなぃんです笑

どぅしてですかね?爆笑知らそ

とりぁぇず……この小説に関して、此処がぉかすぃとか文法がぉかすぃとかは深く考ぇなぃ方向でぉ願ぃしまつ爆笑必死ぽ

どぅせ、ぁたしはヲタなんで(・∀・)ノシ爆笑そんな〆

2004.6.13 Presented by.Mitsuha

いやいやいやいやいやいや、オタなんてとんでもないっす!
素敵に切ないお話をくれて感謝感激っ☆

 

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