−無 限− 2005.11.22 文香
未来を紡ぐのは自分で…
未来が決められたものじゃない限り、
私たちは無限に生きられる
「今日も特別なことは何も無い平凡で退屈な一日だった」
…でも、そういう一日にしたのは自分
その気になれば、今日という一日を
一生忘れられない一日にすることだってできる
例えば、ふと電車に乗ってちょっと知らない街を見に行ったり…
例えば、ふといつもと違う道を通って今まで知らなかったカフェに立ち寄ったり…
例えば、長い間話していなかった誰かに電話をかけるだけでも…
特別な一日になる
それは本当に、ちょっとしたこと…
そしてそこからさらに先が紡がれていく
それをきっかけにするもしないも自分
『例えば…』というだけでこんなに多くの選択肢ができる
実際の世界で、私たちは
どれだけの可能性を持っているんだろう
…きっと無限だね
だって、道一つとっても、行き先までの行き方は何百通り…
何本もの道の中から一つを選んで、
いくつもの方法から一つを選んで、
そしてその場所へ行く
その道を選び進む中で、
見える風景も、出会う人も、そして見つける店も変わる
「何をするか」という無数の選択肢から一つを選んで、
「どこへ行くか」という無数の選択肢から一つを選んで、
「どうやってそこまでいくか」という無数の選択肢から一つを選んで、
「そこにたどり着くまでに何をするか」という無数の選択肢から一つを選ぶ…
無数×無数×無数×無数×……=∞
私たちの一日は無限大で、
さらにその無限大の先には、無限大の一日がまた続く
そうして無限大の可能性と選択肢の中から
たった一つを選び取って、
私たちは一日を過ごす
そういった無限大の選択肢の積み重なりが、
「人生」だとするなら…
何を選び取るのかということが、
「未来」ということなら…
一瞬も忘れちゃいけない
その一日一時間一分一秒一刹那にも、
∞−1の可能性・選択肢を捨てているってこと
『一刹那=∞』
そういう考えで日々を過ごせば、退屈な一日など存在しない
『生きる』ということ=∞
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