−葬 送−  2005.8.4  文香

 

 

信じられる人が横にいたら…

そんな願いを何度も繰り返し願った

願っては半ば諦めるように無理だなんて考えてた

 

けれどある時気付いた

自分が信じなければ誰も信じはしない

 

気付いてから私の周りは変わった

温かさに包まれ、支える手を感じられるようになった

こんな私を大切に思ってくれる人がいる

 

昔は、側にいてほしいとただ一人に対して強く願ってた

今はもっと欲張りになった

大切な人全員に側にいてほしい

 

無条件に信じて裏切られたとしても

それはそれで構わない

信じられなくて疑ってばかりよりもずっといい

何も得るものがないよりも傷を残すほうがいい

 

今私はどれだけ素直になれるのだろう

 

どれほど素直になっても、足りない

どう表現したら良いのか分からない…

表す言葉が見つからない、だけど…

 

聞こえるかな?私の声…

 

あなた達が好きだよ

本当に本当に大切

 

私はあなた達の想いに足る人間になりたい

自分を誇れるようになりたい

そうしてそれを…あなた達に見ていてほしい

我儘なのは分かってる

それでも…側にいてほしい

 

これが私の本心、今までの人生を歩んで今思うこと

 

人生には限りがある、けれど自分の選択は無限にある

「人生」が無限なのじゃない

「生きる」ということに無限がある

 

だから今

有限の人生に終わりを告げて

狭い世界から抜け出して

新たな目で、新たな耳で、新たな心で生きてゆく

 

私が存在した証は、あなた達が持っててくれるから

お別れの言葉なんかじゃない

次に会う楽しみのための、これからのための

「さよなら」

 

これからは、

生きるために生きてゆく

誇らしく、自由に…大切な人たちと共に

 

 

 

私達はいわば二回この世に生まれる。

一回目は存在するために、二回目は生きるために。

byルソー

 

 

 

 

 

 

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